那須の家庭料理レシピ 
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掲載の料理は 郷土料理・行事食・山菜料理・もち米料理など重複するものが多いです ご了承ください
地域に伝えられてきた長年の行事や風習は 地域に住む人の郷土愛と住民愛と努力の積み重ねで続きます

これからも同じように後継者が育ち後世に伝えて行けるように望むところですが 農村の事情は年毎に変わり 生活の形態も変わり 住む人の意識も大きく変わりました

地域に伝わる行事や風習への理解と手間と時間と住民の絆がないと続かない地域の伝統行事です

行事と行事の料理や郷土料理もまた、人と人の集うところには大切な深いつながりがあると思います

続いて欲しい願いを込めて 記録を少しでも残したい

拙い記録ですが・・・

   行事食レシピ 「米 もち米料理」
おふかし おこわ 赤飯 写真付きの作り方は「米 もち米料理」
もち米は昔から神仏の行事に捧げる供物としては貴重なものと考えられていたようです そのままこちらの行事には餅を搗き 赤飯を炊いてお供えします 手間ものの料理ですが続いています
もち米を蒸して作る主食です 蒸すことを蒸かす(ふかす)というのでおふかしで お祝いの時は赤飯といい 仏事の時はおこわ(手強い・てごわいと同意)といいます

赤飯 もち米 小豆 ささげ 金時豆など 赤い豆の煮汁でもち米を赤く染めて赤飯にする お祝いごとに作ることが多いので重箱に詰めて差し上げることが多いです その時は胡麻塩をかけて南天の葉を添えます 南天は殺菌効果と難を転ずるというおめでたい謂れから 

おこわ 仏事には 白いインゲン豆 トラ豆など 赤く染まらない豆を使う

下準備 もち米は水につけて5〜6時間置く 金時豆または小豆をびっくり水を差して煮る 2回煮汁を捨てて水を取り替え 少し歯ごたえが残るくらいの柔らかさに煮る

蒸すとき 蒸す30分前にもち米をざるに上げ水を切る もち米と豆または小豆を混ぜて布を敷いた蒸し器に入れる その時静かにさっくりと入れる (もち米を蒸すのは失敗しやすいので米粒に隙間を開けるように入れる) 15分ぐらいを目安に蒸す 蒸気が均等に上がっていることを確認して 菜箸を蒸した米に6か所くらい刺してみる 蒸しあがっていて生の感じがしないことを確認して1リットル位の打ち水をする 

餅の時はこの打ち水はしませんが蒸しただけではもち米は固いので必ずこの打ち水をする 更に10分ぐらい蒸して均等に蒸気が上がっていることを確認して出来上がり  

五目おふかし
もち米は一升は研いて5〜6時間水に浸しておきます 具を煮込むのと同時進行で蒸します

具材 鶏肉ささみ200g ごぼう1本 生しいたけ5個 人参100g たけのこ100g こんにゃく100g 油揚げ3枚 刻み昆布水でもどして50g 具材はご飯に混ぜるため小さめに切る

サラダ油でまずごぼうを炒めて香りを出して 次に油揚げ以外の具材を炒める 火が通ったら水50ccと醤油・さとう・みりんまたは酒・化学調味料少しで味付けする そこに油揚げを混ぜふたをして弱火〜中火で煮る 具が柔らかくなるころに煮汁がなくなるようにする

同時進行で蒸しあげたもち米のご飯と煮あがった具材を混ぜると出来上がり

注意することはもち米と具材は温度が下がらないうちに出来上がったらすぐ混ぜることが大事 冷めてから混ぜると食べるまでの時間に傷むこともあるからです 

ぼたもち(牡丹餅) おはぎ(お萩)
もち米を炊飯器で炊きます

水加減が微妙です 炊き方が柔らかすぎても固すぎても食感が損なわれます

もち米を洗い1時間ぐらい水に浸します スイッチを入れるとき米に水が5ミリくらいかぶるくらいがちょうどよいです (炊飯器で炊くお赤飯の水の量はもっと少なくして 小豆が顔を出すくらいがよい)

炊きあがったご飯を冷まして丸めて つぶあん  きなこ ゴマ をまぶします

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  お煮しめ
田舎では定番の料理です お煮しめはおでんではないのです 違いは根菜が主体で下ごしらえをした具材を一緒に煮込むことです

具材 里芋 大根 ごぼう にんじん しいたけ こんにゃく ゆで卵 手羽鶏肉 さつま揚げ

大根とこんにゃくは下ゆでします しいたけは干ししいたけではなく生しいたけを使います 

昔のお煮しめは煮干しのだしで煮ました あかね雲が鳥手羽を煮込んでからコクが出て評判が良くて それからは各家で作るときも鳥手羽肉を使うお煮しめが定番になりました

仏事の時は昔のままの煮干しのだしで煮ます 

  けんちん汁
おひまちと庚申講の集会にはけんちん汁と手打ちうどんは定番メニューです

具材 里芋 豚肉 ごぼう 人参 こんにゃく 生しいたけ とうふ 白菜 ねぎ など

鍋にサラダ油を適量 ごぼうから炒め始め 野菜をいため火が通ったら水を400cc位入れて 醤油100ccとだしの素で濃いめの味をつける 煮立ってきたら豚肉を入れる 里芋が煮えたら必要な人数分になるように水を加える 沸騰したら味を調え豆腐とねぎを入れてひと煮立ちして出来上がり

ねぎは生で薬味にするより大きめに切って煮込んだ方が風味が良い 味は味噌を入れて醤油と合わせるのがこちらのけんちん汁の定番です  

  きんぴら 
きんぴらは ごぼうのきんぴらが定番です 春はウドのきんぴらも作ります 那須は栽培の軟化ウドの産地なので 日常的にウドが食べられています 葬儀前日の家族・親戚の食事や通夜振る舞いには大根のきんぴらも作ります (近年は葬儀は斎場になりました)

普通に集会の時は人参を入れますが 仏事の時は赤いにんじんは使いません

大きさと太さをそろえて切ります ごぼうは切ってから水に浸けて灰汁を抜きますが それでは旨味も香りも流れてしまいますのでさっと洗う程度がお勧めです ごぼうは黒くても風味が良い

  

多めのサラダ油でごぼうを炒めます 透き通るようになり均等に火が通ったら日本酒と水を入れて蓋をしてごぼうが柔らかくなるまで煮ます やわらかくなったら調味料を入れて味付けをします 人参を入れるタイミングは調味料をいれるタイミングで  汁が無くなり味が染みたら出来上がり

うど ごぼう だいこん だいこんとさつま揚げ
天ぷら 精進揚げ
庚申講の集会には天ぷらを揚げます 野菜だけの天ぷらを精進揚げといいます

具材 さつまいも なす いんげん ごぼう にんじん うど かぼちゃ などから時節の野菜

ごぼうもさつまいもも人参も太い拍子木切にすると噛み応えがあり野菜の味を味わえます

なす いんげん  たまねぎ むらさきいも さつまいも ごぼう  タラの芽 玉ねぎ 人参 ごぼう  さつまいも
かぼちゃ なす いんげん  ししとう タラの芽 ウドの新芽
  煮魚 切り身
正月には ムキサメという魚の切り身が定番 コラーゲンたっぷりでにこごりができます

集会には ムツ(銀ムツ) または 生鮭 カレイ など時の魚を甘辛く煮つけます

仏事など式場ではなく家で行われていたときの煮魚は 生鮭 カレイ の煮つけが定番

魚の姿煮できれいな魚の食べ方を掲載させていただきます 友人やお客様に魚料理をお出ししてその食べ方もいろいろだと感じます 男性の方が魚の食べ方がきちんとしているとその人の育った家庭のお母さまを想像したり、どんなにおしゃれで素敵な人でも魚をごちゃごちゃに食べているのを見るとちょっと残念に思ったり・・・ 勝手な思い込みでごめんなさい♪

煮魚は身が崩れやすいので煮汁に入れたまま裏返しをしない  落し蓋をして時々煮汁を上から掛けて煮上げる 今回はそいという白身魚の姿煮です

二枚目からは魚の盛り付けの向きが逆ですが、 1、中骨から上の身をお箸で切るように一口分ずつ取る 2、上の身を食べ終わったら中骨と頭と内臓と小骨を取り除く 3、下側の身だけにして背びれを取りながら身を一口分に分けながら食べる 鯛の鯛ありました

白和え
もめん豆腐を使います ふきんに包んで重石を乗せて水を切る すり鉢で滑らかにすりながら砂糖と塩で味付けをします ゆでた野菜やりんごを和えます

和える具材 *りんご  *こんにゃくとにんじん *にんじんとごぼう など  

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