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   那須の庚申講
庚申講(おこしんさま)という行事は一年に6回あります 

庚猿(かのえさる)の日の夜 男性限定の集会です 庚申待とも言われ道教に基づいた行事です 本尊は帝釈天または青面金剛を祀ります

昔は「宿」の家ではお風呂を準備して集まった人は入浴してから集会に臨みました 料理を食べお酒を飲んで夜通し眠らないで起きています その夜眠ると 体内にいる三しという虫が体内から抜け出しその人の罪を上帝に告げると言われ 三しが天に上がらないように見張りをするのだそうです

三年に一度庚申供養と言う特別な日があります 秋の二度目のかのえさるの日です (秋一度目のかのえさるの日は通常の庚申講) 庚申供養のある年は6回が7回になります 午前中に集落女性が集まり餅をつきます 餅は夜に庚申塚の前に男性たちが集まる時に持っていきます

通常の庚申講は宿の家で集会をしますが 三年に一度の庚申供養の日は庚申塚の前に集まります 男の人たちは料理をいただきながらお神酒を飲みます お供えの重ね餅をちぎってその場で食べ 小さい丸い餅は各家に分けます 庚申供養は冬の外なので夜通しではなく19時から21時くらいで終わります 

同じく三年に一度庚申供養の次の年に念仏供養という日があり同じように集まって餅つきをします

この年はあかね雲の家が「宿」という当番でしたので記録の写真を写すことができました

庚申様を祀る石仏
餅つき宿 箕という道具に片栗粉をしいて搗きあがったもちを置きます 餅が熱いうちに手で切り 一つ一つ丸める作業です 集落の親睦会のような楽しい作業です

謎です・・・ 何故かわかりませんが餅を丸めて終わりに一つ 必ず箕に置いておきます  この箕は昔は篠竹で編んで作られていました 昔の人の創意と技術はすばらしいものだとつくづく感心します

餅つきが終わるとつき立てのあんころ餅とお煮しめときんぴら(ゴボウまたはウド) お浸し(お浸しはこの地区の特産たかなまたはほうれん草)と漬け物3種 デザート そしてお神酒をいただき会食します たかなはクレソンと言ったほうがわかりやすいでしょうか 清水の小川に自生して川面を覆うほど繁殖しています 冬の寒い時期から春の伸び盛りと花のつぼみをつける前が食べごろです

お煮しめは田舎の行事食の代表的な料理で 具材や味付けはその家の特徴があります 

年代もさまざまな女性たち 話に花が咲いて楽しい時間を過ごします 

午前中の餅つきの後の料理
春ウドのきんぴら クレソンのお浸し 煮豆
お煮しめ
1年に6回の通常の庚申講の料理 (基本)
おふかし けんちん汁  うどん
おふかし(赤飯)

吸い物

刺身 

切り身(煮魚)

けんちん汁・うどん

お煮しめ

きんぴら

揚げ物(フライなど)

てんぷら(野菜)

サラダ

お浸し

小鉢二種

漬物

お酒 くだもの

きんぴらごぼう 野菜のてんぷら 秋 野菜のてんぷら 春
ポテトサラダ 揚げだしとうふ クレソンのお浸し
大根漬け わさびの醤油漬け 夏の漬物
那須の里山花図鑑