あざみいろいろ 2016年12月18日 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
トップページ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
山野草ファイル | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
あざみの歌 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
作詞:横井弘 作曲:八洲秀章
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
野原にあって愛らしいあざみの花 棘があるのに蝶や蜂や人にもみんなに好かれてなぜか懐かしいあざみ うさぎの好物だったような・・・遠い記憶
種類もいろいろ 南に北に山に海岸に咲くあざみ アザミの歌 まして心の花園に 咲きしあざみの花ならば・・・ とあります あざみ咲く心の花園・・・ 心に咲くあざみへの憂い 誰の心にも憂いに満ちた一輪の花は咲いている きつねあざみとせんだいとうひれんは属が違いますが花が似ているので一覧に加えました あざみの花言葉: 独立 報復 厳格 触れないで |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
のあざみ 野薊 Plumed thistele, Cirsium japonicum
本州 四国 九州に分布 春から咲いている 葉の画像は西日本の庭園にて三月に撮影 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
のはらあざみ 野原薊 Cirsium oligophyllum 棘状の総苞片が特徴
総苞にクモ毛があり粘らない 初秋から晩秋に本州中部以北の日当たりの良い野原に咲く 似ている野あざみは春から6月ごろまで咲きます 葉の切れ込みや花は良く似ていて 野原あざみと野あざみの見分けは難しいが花の咲く時期と総苞の棘の長さで見分ける |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
にっこうあざみ 日光薊 Cirsium tanakae subsp. nikkoense
ノハラアザミの亜種 日光に多く自生するので日光の地名が付いている 日光小田代が原湿原にて撮影 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
なんぶあざみ 南部薊 Cirsium nipponnicum
東北地方から近畿 四国に分布 葉の形は長楕円形や切れ込みが深いのまで平易が多い うつむいて咲く 枝別れで花が多く 草丈は2メートルぐらいになる |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
たいあざみ 大薊 (とねあざみ 利根薊) Cirsium nipponicum var. incomptum
ナンブアザミの変種で棘が長い 海岸地方にはイガアザミがある 花の咲き始めのころ偶然に写し ぼたんづると写っている 草丈2メートルぐらい |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
おにあざみ 鬼薊 Cirsium borealinipponense 福島県南会津地方 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
はまあざみ 浜薊 Cirsium maritimum Makino
別名はまごぼう ごぼうのように根が深く張ることから 葉も食用になる 誰が植えたのか海なし県の実家の庭に咲いているはまあざみ 旅の土産に買い求めた母が植えて根着いたのでしょう |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
たかあざみ 高薊 Cirstium penduium きく科 あざみ属
別名 えぞのたかあざみ 本州の長野県以北から北海道にかけて分布は広い 一本の太い茎に無数の花を付ける 休耕田にたかあざみが群生しています 長い間水田として稲を栽培している時期には稲が実り 草はほとんど生えないように耕作していたのに休耕するとまるで待っていたように生えて驚きです このタカアザミの種は何処から飛んできて どのくらい長い年月ここに眠って 芽を出し花の咲く日を夢見ていたのでしょう 土の中で生育環境が整うのを待つ種子を「埋蔵種子」と言い100年も待つ種子もあり 古代ハス(大賀蓮)は2000年も前の種子が発芽した |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
きつねあざみ 狐薊 Hemistepta lyrata
以前は野原でよく見かけたこの姿もあまり見られなくなりました 5月12日偶然に県央の市街地に咲いているのを観られました 大きくて花をたくさんつけていました |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
せんだいとうひれん 仙台塔飛廉 Saussurea nipponica var. sendaica
きく科 とうひれん属 東北地方の太平洋側に分布 総苞は鐘型 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
あさまひごたい 浅間平江帯 Saussurea nipponica subsp . savatiri
きく科 とうひれん属 中部〜関東地方〜東北地方南部 総苞は筒型 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
葉柄が長く翼がある 山地の林の中 湿ったところ 川の縁 あさまひごたいとせんだいとうひれんは同じとする説もある 葉はハート形 葉柄に翼があり葉の基部まで続いている | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
所有の山でありながら初めて足を踏み入れたところに、このような初めて見る花に出会えるのは感激 ここにづっとこの花が咲いていたことなど知らなかった 熊やまむしやいのししが出るところなのでもう二度とここで会えることもないと思う花 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
冬場や雨の少ない時は枯れている川 この川沿いには前年初めて知ったれいじんそうやひとりしずかやひげねわちがいそうやいちりんそうやうすばさいしんほか多くの野草が咲いていることを知ったのでした | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
那須の里山花図鑑 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||