えごのき  2014年1月9日 トップページ
樹のファイル 

えごのき Styrax japonicus 

エゴノキ科 エゴノキ属  落葉小高木

名前の由来は実を口に入れると喉や舌が刺激されてえぐみを感じることからエグイ エゴとなり エゴノキとなる

別名 ロクロギ チシャノキは果実を動物の乳をイメージして 乳成りからチナリ チシャ チシャノキとなる

北海道から沖縄まで全国に自生

陽当たりの良い林の縁を好む

白い花をたくさん垂らして咲かせます 花は全開しないで下から覗くと雄しべや雌しべがみえます

花びらを散らすのではなく花の形のまま落ちて地面も真っ白になるのもエゴの木らしい風景

楕円形の実をたくさん垂らした風情もなかなかです 

実を水で濡らして揉むと泡が出ます サポニンという成分でせっけんにも代用されます 毒性があり要注意です

菊の花のような形状の虫こぶができやすくエゴノネコアシといいます

四月末の芽吹き始め
虫こぶ  エゴノネコアシ 前年の虫こぶかな・・・?
幼木 見事な花の付き 街に咲くエゴノキの風景
2019年6月5日の満開風景
那須の里山花図鑑