えぞえのき 蝦夷榎  えのき 榎  2020年6月23日
トップページ
樹のファイル
えぞえのき 蝦夷榎 Celtis jessoensis

あさ科えのき属 北海道から九州の日当たりの良い山地に自生

日本産のえのき属4種の中で唯一北海道にも自生するので蝦夷という名が付いたのでしょう 大木になるが限られた場所に数本みられる程度で非常に貴重な木なのだそうです

そんな貴重な木が身近にあることは素晴らしい

芽吹きの葉と花の形がとても特徴的 芽吹きの色も美しく うすい葉質が陽に透かされてとてもきれい

国蝶オオムラサキの食草として知られるようになる

えのき 榎  Celtis sinensis   本州 四国 九州に分布

あさ科えのき属  落葉高木 雌雄同株

枝の節のくねくねが特徴的 木に夏と書く国字は夏に木陰を作る樹という意味

けやきやむくのきのように昔は一里塚に植えられた 社寺仏閣に大木銘木が多い

果実は橙褐色に熟す 食べられ甘い 

オオムラサキなど蝶の植樹 

画像は京都駅八条通りの街路樹 今は改修されてこの風景はもう観ることはできない

那須の里山花図鑑