那須の家庭料理レシピ
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   干し柿つくり
例年の冬支度の一つ 干し柿は歯固めの謂れがあり正月には無くてはならない食べ物です 昔から 当たり前のように作り続けて来ました おばあちゃんも 母も そしてわたしも 今は干し柿大好きな孫たちのためにもね
里山の民家には渋柿も甘柿も当たり前のように植えてあり 秋には庭に家の周りにたわわに実って 柿の木の風景は郷愁を誘う心風景です 各家庭の軒先に干されている干し柿は冬の風物詩です
昔から植えてあるのは小さい渋柿のゲンバという種類です 近年は蜂屋柿を植えています 多く干し柿を作るときは生の柿を買います
ヘタを二周包丁で剥きます 紐を結びやすいように小枝を残します
ピーラーで縦に剥きます
卓上コンロでお湯を沸かしカビ防止に熱湯に通します
正月には無くてはならない食材です
家の軒下に吊るして 12月の寒風に晒して干すのが自然乾燥で出来上がりも良いです
固めに干す方が長持ちします 食べる数日前にビニールの袋に入れておくとしっとり柔らかくなります 長く保存するには冷凍しておくと風味の良いまま保存できます
近年は日当たりの良い納屋の中に干すようになりました 吊るし方もいろいろ変わります
この年は在来種と蜂屋柿の2種類が干してあります
換気を良くするため風の通りを考えて扉やサッシの窓は開放します
2018年は柿が大きいので吊るし方を変えました
表面が乾燥して中がトロトロで 渋が抜けたころも甘くて美味しい
風通しと換気も大切 少し窓を開けます 鳥や動物が食べに来るので少しだけ
何故かここから中には入らないで観ています  いつもそばにいて勝手に走って行かないボーダーコリーらしいお利口な犬です
 那須の里山花図鑑