りんどう　つるりんどう　　 ２０２３年１１月３日
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山野草ファイル
りんどう　竜胆　Gentiana scabra　　多年草
りんどう科りんどう属　　分布　本州、四国、九州

9〜11月咲き　種で繁殖して集団で咲く

えぞりんどう　おやまりんどう　など名称もいろいろ

根から健胃薬が取れる（龍胆）　　薬用には秋冬に根を刻んで陰干しして保存して煎じて飲用し食欲増進、消化の促進に利用

写した画像は原野だったところを水田に開墾した田の畦畔の草の中に点々と生えていて背丈が短く花数も少ない　

いかにも野の花のように可憐で優しく咲いている
晴れた日に陽射しの中でりんどうの優しい色や濃い紫の本来の色を写すのは難しく手をかざして太陽光を避けて写すと良いと思う
咲く環境により色の濃さ　茎の長さ頂点の花の数などいろいろ個体差
那須町は一時期　園芸種りんどうの有名産地で品種登録されたりんどうもありました
つるりんどう　蔓竜胆　つる性多年草
Tripterospermum japonicum
りんどう科まるりんどう属　分布　全国

8〜11月に林の中の地表に咲く　　花色は薄ピンクから薄むらさき
高地から低山まで分布は広い

蔓が地面を這い草や木に絡まる　　花は筒状で花径2cmぐらい

秋から冬にかけて赤い実が出来る　落ち葉の林で赤い実が綺麗で目立つ

葉は常緑で落ち葉の下で冬でも緑色のまま
　那須の里山花図鑑