夏つばき 沙羅の木 2012年6月26日
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樹のファイル

ナツツバキ 夏椿  Stewartia pseudo  

別名 沙羅の木

ツバキ科 ナツツバキ属 本州・四国・九州に分布

朝に咲いて 夕方落ちる一日花  落葉樹

釈迦が入滅の時、東西南北の四方に植えられていたという沙羅双樹はフタバガキ科 その時沙羅双樹は突然異常なほど花を咲かせたとか 2本の幹の一本が突然白枯れしたとか伝えられています 南国の沙羅双樹は日本では育たないため夏つばきを沙羅の木と呼び寺院などに植えたそうです

似ているヒコサンヒメシャラは花びらにピンクまたは橙色の斑点がある 花は少し小さめ幹が違う 名前の由来ヒコサンは福岡県英彦山に多く自生していることから

夏つばきにもピンクや橙の斑点があることを確認しました      

夏つばきはこちらの山に多く自生しています 植木用に掘り出されて多くの木が売られていきました                             夏つばきより小さい花の姫沙羅があり 自生もしていますが園芸用に植木として多く栽培されています

夏つばき(沙羅の木) リョウブ 百日紅 の三種は木肌が滑らかで似ていることからサルスベリと呼ばれる

自生の夏つばき 白い花でも華やかな花 たくさん咲いて木の元に落ちているのも趣がある 初夏の山に爽やかに似合う花
2013年6月17日
芽吹き
成熟した葉 若い枝の葉 10月の冬芽
牧草地に自生の夏つばき 夏つばきの写真は全てこの木です
自生の紗羅の木を民家に移植しました かなり太くなり幹の皮の葉はがれの模様が美しいです 移植して約30年 大木になりえだも剪定され少し哀しいような気もしますが シンボルツリーとなり愛されて夜はイルミネーションが点灯されます
街の住宅の庭に植栽の姫沙羅
那須の里山花図鑑