京都一人旅日記 2010 12月14日 二日目
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朝が明けました 昨夜眠れなくて朝方寝込んでしまいました 夜眠れないことはほとんどないあかね雲ですが・・・カーテンを開けたらもう朝陽が射しています 左方向に東寺の五重塔が見えるはずですが イオンショッピングタウンが建っていて見えなくなりました 右は京都駅が見えます

さぁ朝食バイキングをたくさん食べて今日は滋賀県琵琶湖方面へ冒険の旅に行って参りま〜す 

京都駅から東海道本線の在来線で石山駅まで 乗り換えに外に出ましたら松尾芭蕉像と紫式部肖像画がお出迎え 京阪線で石山寺駅終点まで 駅から20分ぐらい歩いて石山寺 途中黒い実の木が何本もありました
駅から琵琶湖の河口の川沿いを歩きます  山門から入り長い参道を歩きます 紅葉も見られて 参道に散りもみじもきれいです 拝観料を払い その先は 石段が続きます 山の斜面全体が境内で 石段をあがります 雨の後で苔が滑りやすいので傘を杖代わりに使いました  多宝塔 も 展望できる建物も石段の上です 手入れされた石庭も素敵でした 
石山寺への道沿いに見られる黒い実 ネズミモチ と 門前のクロガネモチ  もう一枚
そして 立木観音へ
今日の一番の目的 立木観音は石山寺からまだまだ遠いということでタクシーのお世話になりました 普段は車で自由に行動するあかね雲にはとても不自由ですが土地勘もないのでレンタカーも不安です 山の中のお寺ですがお正月は大勢の初詣の方々でにぎわうそうです ドライバーさんがいろいろ教えてくださいました 帰りはバスしか帰る方法がないということも教えていただきました
タクシーを降りました いよいよここから上り始めます 山茶花が咲いて 紅葉が落ちて綺麗な石段が始まります これから700段です
石段をあがる途中に疲れた脚を慰めるように歌碑が迎えてくださいます 全部写しましたがここに載せきれません
山の上の立派な本堂 12月半ばに薄着なのに汗をかいて 足の筋肉をヒクヒクさせて昇ってきました 護摩木や絵馬のあるここから見る下界は絶景でした 
お茶と柚子湯の接待が嬉しかったです  喉を潤し上った700段を降りなければなりません 
険しい石段に落ちた葉 たかのつめ
何組かの参拝の方々とすれ違いに声を掛け合い励ましあい上り下りた700段×2は膝の手術をして無理のできないわたしには無理をしたのかもしれない 無事下りられたことに満足と感激のお寺でした そして見えた風景 
バスで石山寺駅に戻り 暖かくていい気持ちなので琵琶湖の河口を少し散策しました 鴨のつがいが悠々と泳いでいるのをなんとなく眺めていました  いま家を遠くはなれて 琵琶湖のほとりに一人でいる自分の存在が本当なのか幻なのかぼんやり考えていました 旅先で自分を見つめるこんなゆるやかな時間が持てたことも今回の旅のひとつの思い出になります
石山寺駅から京阪電車で 三井寺・園城寺に参りました  三井寺駅で降りて 歩いてゆくと疎水の取水口と紅葉が綺麗でした 三井寺も山の斜面全体が広い境内で 石段と坂道のお寺です もう筋肉痛気味です
名残の紅葉と琵琶湖疏水の取水口
琵琶湖就航遊覧船 三井寺の参道を真直ぐ琵琶湖に向かい歩きました フェンスに赤い蔦が絡まって・・・  ちょうど遊覧船が出て行くところでした
三井寺 園城寺
音風景登録の三井の晩鐘です 三井寺本堂
芭蕉の句碑 本堂前
優しいお顔の観音さまです
大切な記念の写真を
山の上の境内から琵琶湖と大津の街が見渡せます
そういえば ホテルで8時ごろ朝食を食べて以来 石山寺 立木観音 琵琶湖湖畔から三井寺まで 立木観音のお接待のお茶をいただいたまま づっと歩くのに夢中で食べることも忘れて何も食べずに歩いていました 2時過ぎお腹がすいたことに気がついて休憩です  三井寺の門前の物産店とお食事処の生ゆばそばはとても美味しかったです 甘〜い白玉ぜんざいも美味しかった
帰りの電車から路面電車が珍しいので パチリ!
今日は強行軍でした 脚も膝も酷使してくたくたになって帰って来ました

京都駅に着いて 八条口の新・都ホテル前の信号を待っていました ふっと上を見ると 空には月と木星が輝いていました

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