タラの木  2013年 9月29日
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樹木のファイル 
タラノキ Aralia elata ウコギ科 タラノキ属  

たらの木と呼ぶのは魚のタラと区別するのため  

幹にも葉にも鋭い棘がたくさん生えている

新芽が赤紫色になるのは日当たりの良いところに生えているから  日陰の芽は緑色が多い

山の木を伐採したところなどに生えるパイオニア的な木

葉の展開する前の若芽は山菜として最高に人気があります 

一番の芽は香りが良くててんぷらやお浸しで味わい  二番に出た芽は木の保護のために採取しないことを望みます

花の一つ一つは小さいけれど大きな花序は遠目にも華やかでレースのような美しさ 秋に実が熟すと花序も紅紫色 実は黒く目を惹きます

小さな花がたくさん集まって華やか
上に向かって咲く白い花序
9月半ば緑の果実ができて そのあと徐々に果実は黒く熟し始め 果柄花序は全体にピンクに染まって行く
9月末 果実は黒く熟し 花序果柄は紅く染まってきます
あちこちに紅く染まった大きな花序が目立ちます
10月には花序柄も真っ紅に染まる 果実は残り少ない
クリーム色の花の時期の風景
タラの芽のてんぷら  5月のご馳走です
那須の里山花図鑑