ヤマウルシ 山漆   2013年8月29日           
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樹のファイル
ヤマウルシ 山漆  Rhus trichocarpa

ウルシ科 ウルシ属  雌雄異株 

樹高は3m〜8m 樹皮は灰白色 縞模様も見られる 葉は羽状複葉 葉柄や葉軸が赤く鮮やか 葉の裏表に毛が密集し 葉柄や葉軸にも毛がある  葉は輪生に付く 

花は5月末から6月初めに開花 緑色で長い花序を垂れる 

ヤマウルシは日本全国に生育するが個体数は少ない

ウルシは漆器に塗る漆を採取するため古くから植えられて各地の山にも野生化して生えている

自然木と考えられるウルシも縄文時代の遺跡から発見されていることから もともと日本に自生のウルシもあると考えられている

ウルシ科(ハゼの木やツタウルシなど)はかぶれを起こす ウルシに直接触れなくてもかぶれる人もいる ウルシオールという成分によりアレルギー反応を起こすがウルシオール自体に毒性はない

かくいうあかね雲も触れなくてもかぶれる体質です

危うきには近寄らず・・・ですが写真は写したいのです♪

果実
山の中に白い幹肌と朱い当年枝と葉柄が目を惹きます
  那須の里山花図鑑