モミ 樅  2012年10月30日
2013年5月22日新芽 6月球果風景 写真追加
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モミ 樅   Abies firma  マツ科 モミ属  雌雄同株

本州から九州まで分布 日本海側には少ない 常緑針葉樹

茅など似ている木との見分けは葉の付け根を見る 吸盤のように丸く付いている 葉先が二つに割れている

幹周り3メートル位の大木に数年に一度球果をつけます 円錐形の球果は夏から秋に熟します 種はバラバラに落ちます なので松ぼっくりのように樅ぼっくりの落ちているのを見る事はできないのです 

標高400メートル1000メートルくらいの高地 1000メートルを超えるとウラジロモミが生える 自生地は線を引いたように標高に敏感に生える この地にはコナラやミズナラの林のあちこちに若木が見られます

すんなりと伸びた樹形は美しい 雪景色は特に美しい

葉の見た目が違う2本の木 樅の木かどうかお尋ねしました 葉の厚み ツヤ 並び方 色 幹肌の割れ方などずいぶん違います が 上の写真のように葉の付け根が吸盤のようで葉の先が割れているのでどちらもモミと鑑定していただきました
むらさきいろの球果を見つけたモミの木 幹周り3メートル超の大木
モミでもなく ウラジロモミでもなく ミツミネモミともいえない謎の樅の木
3月23日 この大きなモミの木の球果の種が落ちています 芯の部分はまだ木に付いて残っています  球果も見えます
実生の幼木
雄花 咲き進むと垂れ下がる 芽吹きと若葉
5月ごろ雄花と雌花が咲き 夏に10センチぐらいの球果が上向きに付く 球果にツンツンと尖っているのが付いているのはウラジロモミやシラビソなどには見られない モミの球果の特徴
2013年 球果風景いろいろ    
2015年球果風景
樅の木の風景 いろいろ
   那須の里山花図鑑