５月半ばから白い花を咲かせる　細かな棘のある茨を張り巡らし集団となる　白い花が咲くと一面に花をちりばめたようで素晴らしい

野生種は１０種ぐらいあり　園芸種の房咲き薔薇の改良の原種とされる　

薔薇の改良の台木に利用される

野薔薇の果実はローズヒップオイルやローズヒップティーとして利用される

梅雨時期に雨の中でも白さが目立ち野原を明るくする

花言葉：　詩　素朴な愛　孤独　才能　　

ゲーテ　シューベルト　の　「野ばら」　のイメージが強い

この野ばらは　ロサ・カニーナ　うす紅色の一重の美しい可憐な薔薇です

イギリスでは一般的に野ばらはロサ・カニーナのことです

詩の意味を解釈するなら・・・

少年は野原に清々しく咲いている野ばらを見つけました　

少年はしばらく野ばらを眺めていました

そして　手折りて持ち帰ろうとしました

折るなら刺しましょう　忘れないでいてくれるように・・・　と　野ばらは言いました

それでも少年は野ばらを折りました

折られた野ばらは　もう　永遠に香りを失せてしまいました

一年後　ゲーテは別れも告げずフリーデリーケの元を去りました

フリーデリーケは生涯を独身で通したそうです

美しい心を深く傷つけてしまった裏切りの自責の念を込めて「野ばら」の詩をフリーデリーケに贈ったと言われています

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高校の音楽の先生は声楽の先生で　「野ばら」をドイツ語で教えてくださいました　若いころ覚えたことは忘れないものですね　今でも教えていただいたドイツ語で覚えて歌えるのですからうれしい　わたしにも女学生の時が確かにあった証のように・・・　

あなたのために歌いましょうか・・・（笑）♪