サルスベリ 百日紅 2013年9月3日           
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樹のファイル 
サルスベリ 百日紅                          Crape myrtle, Lagerstroemia indica 

ミソハギ科 百日紅属

中国南部原産

濃いピンク ピンク 白 赤紫 紅色などいろいろ

丸い蕾がたくさん集まって円錐状に花を咲かせる 蕾が次々と咲き花を長く楽しめるので百日紅

木はじっくりと年月をかけて成長する 若い木の木肌と成木の木肌はずいぶん違う

成木の木肌は茶褐色で滑らかなため猿も滑ると言う意味のサルスベリ 木肌の似ているナツツバキリョウブも同じようにサルスベリと呼ばれる

葉や枝は特徴的なことを再発見しました

青葉も若葉も縁が紅く緑色と対比が美しい

当年枝が伸びてきて花芽が付く 枝は紅く角張っている

葉の付き方はコクサギ型(右右 左左 右右・・・)

蕾と共に伸びてくる枝先はコクサギ型の形をとりながら輪生になる (写真をご覧いただきますように・・・)

花は集まって咲くので遠くからたくさん花の咲いている華やかなピンクの木とイメージしてしまいますが 花も一つ一つ近くで観ると柔らかでとても素敵な花です

なかなかおもしろい味わいの木だと知りました

若い木(幹直径4センチ)の樹皮 葉のコクサギ型の葉のつき方 角張った当年枝 蕾に添う葉は輪生につく
古木の根元には若い木が生えている  中間の幹肌  青空に伸びた枝葉が映えて眩しい
2014年7月 東京神代植物園のシマサルスベリ
島百日紅 Lagerstroemia subcostata

花の色は白く百日紅より小さい 葉先は尖る

那須の里山花図鑑