ヤマナラシ ギンドロ カロリナポプラ 2013年2月24日
2018年3月23日の花房画像追加 トップページ
2019年11月8日 ギンドロ画像追加 樹のファイル
2020年6月22日 カロリナポプラ画像追加
ヤマナラシ 山鳴らし  Populus tremula

ヤナギ科 ヤマナラシ属  落葉高木

日本全国に自生 別名 箱柳 夜雨降り 

日本のポプラのような木

3月末に綿毛に覆われた花序を垂らす 

綿毛に包まれた種を飛ばす 花序の出初めは猫柳のようでヤナギ科ということが納得できる 

葉柄が長く 葉柄は扁平 葉の基部に蜜腺がある

風が吹くと葉がなびいて音を立てるので山鳴らしという名

周りの木に比べて幹が白っぽく目立つ 木姿は伸びやかで美しい 樹皮の模様が特徴

周りの木の芽吹きより芽吹きの時期は遅く 4月末にやっと葉の形が確認できる若葉です

2014年3月28日
2018年3月23日
2016年4月29日 芽吹きの写真
2013年5月7日 若葉の写真
2013年7月31日の青葉
2014年11月28日 冬芽 黄葉 扁平な葉柄 蜜腺 幹肌 撮影
3月末 6月の青葉 新芽の芽吹き
幹基から上方向へ模様の変化
根元に近い幹のひし形模様は荒く大きい 幹の下の方は白くない 幹の上の方になると肌の白さが目立ち 模様はまばら 枝は赤味がかる
樹皮の模様が特徴
背景にオノエヤナギの雄花が写ってる
ギンドロ  銀泥 Populus alba ヤナギ科 ハコヤナギ属

和名 ウラジロハコヤナギ  ハクヨウ

ヨーロッパ原産のポプラの一種 雌雄異株で 雌木は横に広がり 雄木は縦に伸びる樹形から街路樹には雄木が使われる傾向にある

葉の裏にはフェルトのような毛が密生しているため銀色に見える

開花は早春の葉の出る前にヤマナラシのように咲く

2019年夏から白い葉の木は何だろうと観ていて 画像を写したのは11月8日でした
2020年5月 若葉
カロリナポプラ Populus caroliensis 別名 カロライナハコヤナギ

やなぎ科やまならし属 北米原産  雌雄異株  落葉高木

ヒロハハコヤナギとアメリカヤマナラシの自然交配種 

那須野が原開拓当時真っ直ぐに作られた道沿いに植えられている 当時は明治政府の開拓政策の地 地主は青木侯爵 開拓地の街路樹として植えられたのかと予測 

この開拓地の近くにはユリノキの大木もあり明治時代の植栽を想わせる 明治政府と那須野が原開拓の歴史に思いを馳せるこのカロリナポプラとの出会いです

  那須の里山花図鑑