ウラジロモミ 裏白樅 2014年 6月28日 トップページ
樹のファイル
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ウラジロモミ 裏白樅 Abies homolepis   まつ科もみ属

常緑高木 本州福島県〜近畿、四国 のモミよりも標高の高い標高1000メートルくらいの山に分布

この写真のウラジロモミは東京神代植物公園に植栽の木です 下にモミでもウラジロモミでもない謎の球果を載せてみました

謎のモミの木の球果

6月25日 樅の木と想っていつも観ていた大きな木にうす紅色の球果がついているのが見えました 

モミの球果は白緑 ウラジロモミの球果は青紫

この木がどのような種類の木か鑑定をお願いしました

木の鑑定サイト『このきなんのき』

球果の写真を見ると、鱗片の間から尖った物がヤヤ上向きに突き出していますね。これは、球果が枝から上向きに着くモミ属の中でも、モミの球果の特徴で、ウラジロモミでは見られません

ぱっと見はウラジロモミ  モミとシラビソ葉はこれより細く長い感じと思っているので

モミとウラジロモミの雑種といわれるミツミネモミは球果は緑色でモミに近いらしい

この木は標高450mに自生(幹径約3m予想樹齢90年〜100年) ウラジロモミの分布は標高1000m前後からであることからウラジロモミの分布地域から外れる

モミとウラジロモミの雑種と言われるミツミネモミという木が埼玉県にあるが木の見分けとなる葉や幹や球果などの画像もなく説明の資料も少なく比較ができない

木に詳しい知識の深い方々のご意見を多くいただきましたが モミなのかウラジロモミなのか雑種なのか特定には至りませんでした 出来るだけ多くのサンプルを採取してこれからの判断の参考になるようにすることをご助言いただきました

那須の里山花図鑑