クロビイタヤ サトウカエデ  2012年9月
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樹のファイル

カエデ 楓   カエデ科カエデ属 葉は対生

盆栽の区別に従い モミジのページ は別にしました

カエデを種類別に分けました 

イタヤカエデ  オニイタヤカエデ  カジカエデ クロビイタヤ(自生地域が限られています) ウリカエデ ウリハダカエデ トウカエデ サトウカエデ ヒトツバカエデ ミツデカエデ  ハナノキ(自生地域が限られています) 

5月にカジカエデの鑑定をお願いして その協議の過程でクロビイタヤという名が挙がりました 希少種で自生地域が限られているということです 日光植物園に植栽されていることがわかり確かめてみたいと想っていました ついつい9月になってしまいましたが行って参りました 念願のクロビイタヤに会えました

クロビイタヤ 黒皮板屋   Acer miyabei    

カエデ科 カエデ属

別名ミヤベイタヤ(発見者の名前から)    

樹皮はコルク質  クロビは黒皮と書き 白っぽい樹皮のカジカエデやイタヤカエデより黒っぽいので名前の由来のようです

北海道 本州奥羽地方 中部地方に分布

北海道日高地方中心に推定で700本を確認 絶滅危惧でレッドリストに登録されている 

似ているシバタカエデとは翼果の毛が有るか無いかで判別できる 有毛はクロビイタヤ 無毛はシバタカエデ

会えたうれしさで写真をたくさん写しましたが葉は変種が多くて一枚や二枚で見分けたり確定したりは難しいと思いました

大木を想像していましたがまだ若い木でした

サトウカエデ 砂糖楓  Acer saccharum      

カエデ科 カエデ属   北アメリカ原産

樹液を煮詰めてメープルシロップを作る (大好き♪)

カナダの国旗としてデザインされている

カジカエデに似ていて見分けが難しいです が クロビイタヤやカジカエデに比べて 中心の葉の先が長く伸びていることと 葉の切れ込みが鋭いように思います

甘くて虫に好まれるようで虫食いが多いですね 

日光植物園 2012年9月
京都府立植物園 2014年12月8日
那須の里山花図鑑