イヌコリヤナギ 犬行李柳 2016年6月8日 トップページ
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イヌコリヤナギ 犬行李柳 Salix integra

ヤナギ科ヤナギ属  日本全国に分布 雌雄異株

川岸や湿地に多いが乾燥したところにも生える

花芽は対性か三輪性に付くことが多い 葉の展開前に開花 

雄花序は長さ2〜3cm 雄しべは2個 花糸は合着して1本 葯は紫紅色 雌花序は長さ1.5〜2.5cm  

果実はさく果 熟すと割れて綿毛になり種を飛ばす

新葉の縁は巻かない 新葉は赤味がある 縁に浅い細かい鋸歯

葉は丸みのある楕円形 葉は表裏とも無毛 葉柄はほとんどないように見える 枝を抱く感じに見える 葉は三輪性と互生と対性が一本の枝に観られることもある

4年の若木の3年枝の裸材に隆起条は観られない 成木の小枝の裸材で確認することが課題

柳行李という コリヤナギで編んだ昔の物入れは衣類や書籍や小物など入れた蓋のある箱型の物 柳行季の材となるコリヤナギに似ているが役に立たないと言うのでイヌがついた

紅くて美しい雄花
雌花とさく果
雄花
8月の葉と冬芽の様子
5月のなめらかでやわらかなひらひらした葉のイメージと違い固く小さめの葉になっていた
  那須の里山花図鑑