オオバヤナギ 大葉柳 2016年5月11日 トップページ
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オオバヤナギ 大葉柳  Toisusu Urbaniana 

北海道、本州中部以北 南樺太 南千島に分布

属名のToisusuは墓用柳材の意味のアイヌ語から 

別名 アカヤナギ 芯材が赤いことから 雌雄異株

他のヤナギに比べ芽吹きも花の時期も遅い 写真のようにエドヒガンが満開の4月9日には花芽も葉芽も開いてない

その後4月29日には葉が出て雄花が垂れていた

雌雄異株で雄花雌花とも長い花序が垂れ下がる 

葉はヤナギの仲間では大きい 楕円形で先が細く尖る 細かい波状の鋸歯 鋸歯の先端は腺になる 

寒冷地に生えるヤナギで、名前のとおり大きな葉と半円形の托葉そして長く垂れ下がる雌花序と雄花序が特徴

この花は黄色い雄しべが少し見えているので雄株 広い河原なので探せば雌株も見つかるかもしれませんので今後の課題

河川の砂礫地に生え河畔林をつくる 幹は直立し樹高は15mになる

いつも何という木だろうと観ていた春先に特に赤い枝の目立つ木 名前が解りうれしい 

5月11日撮影の垂れた雄花と丸い托葉の画像を追加 

5月24日と6月6日11日の雌花画像を追加

6月29日現在も果実のさく果は確認できない

2月初めの冬芽
4月9日 葉芽の芽吹き始め
4月29日の若葉と雄花
5月11日の丸い托葉と垂れた雄花
5月14日 雄花
5月14日 雌花花序    20日果実は未だ熟してない
6月6日 さく果は未だ裂けない 6月11日 6月29日
紅い枝先が目立つ河原の風景 オオバヤナギの記録
 南方向 八溝山を基準にされると解りやすいと思います
2010年3月13日 紅い枝先の木は何だろうと初めて気づいた頃 
2016年4月9日  河川工事中 2012年4月26日 
2016年5月11日 花の時期 橋のすぐ近くまで群生
2017年2月 このオオバヤナギの群生地は河川整備のため多くの木が伐採されてしまいました 残念なことですが護岸工事や洪水対策には仕方ないことなのでしょう 残された木が花を咲かせて子孫を残して行ってほしいです 右は6月5日の風景
2018年3月6日 河川敷の中央部に群生していた島のような部分も橋の近くまで群生していたオオバヤナギの多くの木はほとんどが消えました
2019年3月13日 工事は終えて広い河川敷になりました 橋の近くに繁殖していたオオバヤナギの群生は姿を消してしまいました 水無し川のこの川にこの日は水が流れています
一週間後3月20日にはいつもの水無し川になっていました
2019年6月 河原の木々や雑草はすっかり取り払われ ここのオオバヤナギの群生地はすっかり消えてしまいました
2019年5月13日
2019年10月12日の台風19号の豪雨と洪水で川の流れはすっかり変わりました 撮影は水の引いた10月15日
 北方向 大佐飛山を基準に観ていただくと解りやすいと思います
2012年3月12日 2016年4月9日 北側 河川工事中 
一本の高いヤナギがどの画像にもシンボルのように写っています
2016年4月24日  
6月11日 青葉のころ 工事はほぼ終わり
2017年2月 このオオバヤナギの群生地は河川整備のため多くの木が伐採されてしまいました 残念なことですが護岸工事や洪水対策には仕方ないことなのでしょう 残された木が花を咲かせて子孫を残して行ってほしいです
2018年3月6日の北方向風景 2016年には群生していたオオバヤナギの木々の大部分は消えました
17年6月の青葉風景
2019年3月13日 すっかりオオバヤナギは切られてここから見えるところから姿を消しました
2019年5月13日
2019年6月 河原の木々や雑草はすっかり取り払われ 砂利を均して川幅は広がり整地されていました ここのオオバヤナギの群生地はすっかり消えてしまいました
2019年10月12日の台風19号の豪雨と洪水で川の流れはすっかり変わりました 撮影は水の引いた10月15日
  那須の里山花図鑑