カワヤナギ 川柳  2016年5月11日
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カワヤナギ 川柳  Salix gilgiana

ヤナギ科 ヤナギ属  雌雄異株 

北海道から本州全域に分布 低地の川辺や湿地に生える

果実はさく果 開花は早く3月に葉の展開前に開花 4月に成熟して綿毛になり種を飛ばす

雄しべはY字形に分かれる

開花時に芽吹いてきた葉には細かな毛が密生している 

新葉は縁が軽く裏側に巻く(オノエヤナギは強く裏側に巻く)

葉の表面は濃緑色でやや光沢があ裏面は白緑色で無毛 葉柄は5〜10mm 托葉は小さい(青葉のころに確認画像追加予定)

葉は互生 長さ7〜16cm、幅8〜20mmの線形 中央より先端寄りが最大幅 鋸歯は浅い波状

4年の若木の裸材に隆起条は観られない 成木の小枝で隆起条の確認が今後の課題

カワヤナギという名のように川辺に生えるのですが若木は耕作放棄地に成木は乾燥した砂利採掘場の近くに生えていました

生えている環境や樹齢により雄花も雌花も同じヤナギでも違って見えるのでヤナギの見分けは難しい

雌花 幼木   幹の紅い個体 緑も紅も個体差
子房には毛もなく柄もない
2017年3月29日 雄花  幼木 2018年3月27日
宇都宮市街地 雄の成木 2017年3月23日
宇都宮の住宅地に自生のヤナギ 何ヤナギか葉の出るのを待って雄花と夏の成葉の形からカワヤナギであると確認できました 成木の葉は若木の葉より全体に小さい

元は山であり 低いところに川が流れて谷沿いなので生育環境に納得します

2019年3月14日 
雌花の綿毛の頃
樹齢10年から20年の葉
耕作放棄地に生える樹齢3年のカワヤナギ
  那須の里山花図鑑